部屋付き温泉で過ごす贅沢な時間──年齢とともに見えてきた旅のかたち
2025年3月27日

最近、のんびりと温泉に出かけることが増えました。
昔は観光もかねて、あちこち出かけることが多かったのですが、最近は「静かに体を休める」ことを目的にした旅が心地よく感じられます。
特に変わったのは、「お部屋に温泉がついている宿」を選ぶようになったこと。
部屋付きの温泉や露天風呂があれば、気の向いたときに何度でも入れるし、移動や着替えの手間がないので、心も体もゆったりできます。
大浴場も風情はあるのですが、一度服を脱いで、また着て…というのがちょっと面倒に感じてしまうことも。
最近は、部屋にサウナまでついている宿も見つかって、ちょっとした自分だけのスパ空間のよう。
あまり遠出をしないようにしているので、東京近郊の温泉地を探すことが多いのですが、それでも十分満足できる場所がたくさんあります。
若いころは海外旅行にもよく出かけていましたが、今はその回数もぐんと減りました。
行動範囲が狭くなったようにも思えますが、そのぶん「近くで深く楽しむ」旅の仕方が身についてきた気がします。
静かで、あたたかくて、気持ちのいい時間をゆったり味わう──
そんな旅も、悪くないなと思う今日このごろです。